バイリンガル育児を楽しもう!

Nov. 8, ’02~

Heart 2
花のフェンス花のフェンス


November 8, 2002

Speech Therapist and the Textbook

今日は、空き時間にSpeech TherapistのSueと話をした。

今、アメリカでは、法律でどんな子供も適切な教育を受ける権利があるということで、
たとえば、Handicapのある子供が入学してきた場合、
その子供が他の施設での訓練が必要ということになると、
学校がお金を払って他の施設に週に何回か通わせなければいけないし、
もし、その子供に補助が必要ならば、その費用も全て学校が支払うことになるそうです。
(なんか日本とは大違い、、、)

私のいるこの学校には、身体的にHandicapのある子供はいないのですが、
LDや学ぶのが遅い子供とかは結構います。
そういう子供は午後の授業中(大抵大切なReadingとMathは午前中にレッスンが組まれています)
に特別に他の教室で、個人的に別のメニューでレッスンを受けることができます。

Sueは小学生と幼稚園児の担当で、やはりこちらでも、Sの音やRの音が正確に発音できない子供がいて、
そういう子供達に、正しい発音の仕方を教えています。

ここBMSの小学校部(幼稚園とPre-schoolも含む)では、
そうした特別な授業を個人的に受け持つ先生が3人もいます。
学校と州と国のそれぞれからの派遣ということなので、
そうした手厚い指導が可能になっているのだと思いました。
もともと、クラスの生徒数が20人前後のところへ持ってきて、
また個別レッスンが受けられるのですから、本当に恵まれています。

あと、話は少し変わりますが、学校の教科書ですが、
これも以前にも書きましたが、めちゃくちゃ厚いです。
大体2センチくらいの厚さがあります。オールカラーで、しかもハードカバーです。
学校で生徒に貸与するシステムになっているので、予算的にもそれも可能なのでしょうね。
っていうことで、小学生は、教科書は家に持って帰りません。
基本的に学校の授業で学べるようなシステムになっているそうなので、
もって帰る必要がないということだそうです。
ただし、中学生からは、重たい本をバックパック一杯にいれて持ち運んだりしていましたから、
家庭学習が必要っていうことになるんでしょうね。

厚いだけあって、内容も濃いものになっていて、感心させられます。
なんだか、日本の教科書を見せるのが、、、ホント恥ずかしい位です、、、。

例えば、たまたま小学2年生のReadingの教科書にSWIMMYというお話が
アメリカの教科書と日本の教科書の両方に出ていたのですが、
日本の小2の教科書では、あのきれいな絵が6ページも省略されていたのに比べて、
アメリカのテキストでは、原作通りの作品がきれいに印刷されて、
なにも省略された箇所はありませんでした。
ちょっとしたことですが、そのちょっとした違いが、
与える印象を結構違うものにしてしまうようにも感じました。

それと、以前に私が娘用に使っていた本をこちらの学校でも、
Spellingの教科書として使っていたので、なんだかうれしくなりました。
これは、1センチ位の厚さですが、、、。

Reading Text Book

Readingの教科書とワークブック。
単元毎に10ページずつワークが対応していました。


花のフェンス花のフェンス


November 9, 2002

Basement

今日は、土曜日なんで、またまたひさしぶりのShoppingを楽しんだ。
今日は、ピアノの発表会にも着られそうなドレスを買いに行ったんだけど、なんと、
ドレスが20ドルもしないのだ!!

日本じゃ、ちゃんとしたドレスが20ドルもしないなんて考えられない。、、、
それに、なんといってもすごくかわいい!!

Barbieの人形にしても、安いのは7ドルとかである。
どうして、アメリカってこんなに何でも安いのかしら、、???

帰るときの荷物が気になるけれど、まあなんとかなるでしょう、、、。

あと、液体石鹸で面白いのを見つけた。透明のプラスチックの容器なんだけど、
中のポンプの先にプラステックの鳥がついていて、背景の絵とマッチするようになっている。
ちょっとした遊び心があって面白いと思った。

こちらにきて思うのは、どのうちも造花とかを必ず壁に飾っているっていうことだ。
玄関のドアのリースはもちろんだけど、家の中も花や葉っぱの飾り付けがたくさんされている。
それに、部屋の中もとても片付いている。

どの家にも地下室があるので、そこが十分な収納スペースになっているからだと思うけれど、
ホント、生活を楽しんでいる、という感じがする。
なんだか、心の豊かさが違うというか、、、日本人のようにあくせくしていないっていうか。

地下室といえば、こちらでは、地下室は自分で作るのが普通だそうで、、、
まあ、それも驚かされることのひとつです。

花のフェンス花のフェンス


November 10, 2002

Venison

今日は、いつものように午前中は教会にBeth(ステイ先の奥さん)達と一緒に行った。
たまたま、今日は、Beth達が音楽担当だったので、みんなの前に出て、
歌のリードを一緒にさせてもらった。

先週の火曜日に一緒に数回練習しただけだったけれど、まあまあうまく歌えたかな?
やっぱり、どの曲も素敵で、娘も気に入った曲が数曲あったといっていた。

午後は、先週結婚した、Jenifferが新婚旅行から帰ってきたというので
Bethのお母さんの家で、みんなで食事をした。

パスタとソーセージとミートボールが出たんだけど、
このミートボールが、、、Venisonで作るかどうかで、姉妹で、もめて(?)いた。
お姉さんのBethの方はVenisonの方が脂身が少なくて健康にもいいし、
味もそんなにかわらないから絶対にいいというんだけど、妹のJenifferの方は、
Venisonは嫌いだから嫌だってことで、、、結局、Venisonは使わないことになった、、、。

そうそう、このVenisonっていうのは、鹿の肉のことです。
Greg(ステイ先のご主人)がHuntingに行って仕留めた鹿の肉が
まだたくさんあるので、いつでも使える状態にあるんです。

私達親子も、こちらに来て、すぐにご馳走になったんだけど、
まだ、時差ぼけがある頃で、実はあまり味も覚えていないんです。

他の肉に比べると、脂身が少ない分、健康にはいいんですが、その分、
少し物足りないような味だったような気もします。

Celina★は、すっかりJonathanと仲良くなり、二人で今日も遊び呆けていました。はあ~、、、。

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November 11, 2002

Japanese Calligraphy

今週から、書道を教えることになった。

とりあえず今日は、Pre-schoolの子供達なんで、
カタカナでみんなの名前をカードの紙に書いたのを用意して、
点線をつなげて自分の名前をカタカナで書く練習をした。
まだ、4歳の子供達なんで、うまく書けない子もいたけれど、みんな楽しそうにしてくれた。

やっぱり、日本語は全然わからないんで、
縦書きにするところを左の方から始めて横に書いている子や、
紙をさかさまにおいている子がいて、面白かった。

Preの子達には、書道は無理なんで、とりあえず、その場で、私が筆で字を書くところを見せてあげた。

漢字で、「友」という字と「愛」という字を書いて、それぞれGuessさせたんだけど、
「愛」という字は、この世で一番大切なもので、「L」で始まるものっていうヒントをあげたら、
「Lion」という答えが返ってきて笑えてしまった。
小さな子供は本当にかわいいね。 

その次のGuessは、やっぱり「Lord]でした。さすが、クリスチャンスクールです。
こんな小さな子供達にも、神様のことはしっかり教えていますね。

明日から、いよいよ小学生に教えるので、どの程度こども達が筆を使えるか、
楽しみでもあり、不安でもあります。なにしろ、全然見当がつかないんで、、、。

Kindy Caligraphy

これは、幼稚園でカタカナで子供達が自分の名前を書く練習をした時の写真。
よくみると、さかさまに紙を持っている子もいますね(笑)。

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November 12, 2002

Japanese Calligraphy with 5th Graders(画像有り)

今日は、幼稚園のMrs.Lutinski先生の家にDinnerに招待されていたんで、
娘と二人でおじゃましてきた。 
一人息子のKeith君が、ドラゴンボールZの大ファンだそうで、
日本にとても関心があるそうだ。

この親子は、すごくテンションが高いんで、会話が早いのなんのって、、、もう、こっちも負けずに切り返していかないと会話にならないんで、
ついついすごい早口になって、動詞や前置詞が抜けそうになるし、、、すごいテンションだった、、。

まあ、面白かったのは、あっちも早口なんで、言い間違えたりするんで、
娘が揚げ足をとってつっこんでいたことだ。
、、、そうなんです、Nativeだって、いい間違えるんだから、、、正しく話すより、
会話の流れの方が大切だもんね~、、、と、変な自己弁護をしている、、、。 
あ~、もうちょっとちゃんとした英語を話すようにしないとね、、、。

今日の5年生の書道のレッスンは、やっぱり時間が足りず、15分程時間をオーバーしてしまった。
でも、さすが5年生だけあって、結構いいできで驚いてしまった。1時間の間に、
自分の名前をカタカナで書く練習を始めてして、「友」という漢字まで覚えて、
しかもそれを筆で書いたんだからたいしたものだわ~、、、。

と、感心させられました。 本当はもう少し時間があったら、何回か練習させたかったんだけどね。

あと、それぞれの生徒の名前をカタカナで書いたカードをみんなにあげたんだけど、
数人の子達が何も言わないのに、そのカードを自分の机の上にテープで貼ってくれていた。
気に入ってくれたみたいで、うれしかった。

明日は、一年と二年生に教えに行く予定。一年生は、、、小さいからうまくできるか、ちょっと心配。

5th Grade 書道

初めて書道を体験した5年生の生徒達の作品。初めてにしては、まあまあのできたと思いませんか?

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November 13, 2002

School Lunch

ここの給食の献立は、なんと朝、ラジオの放送で流れるからすごい。
こちらの給食は、自分が嫌いなメニューの時は、自分でうちからお弁当を
持っていっていいことになっているので、朝、ラジオで聞いて、それから嫌いなときは
親がすぐにランチをつくって持たせるということらしい。

ランチを食べ終わった後も、カフェテリアで、
お菓子や飲み物アイスクリームを買って食べていいことになっている。
小学生は、給食を残してお菓子を食べる子がいると困るんで、一応食べ終わったプレイトをもって、
先生にみせて、お菓子を買っていいか許可をもらわないといけないことになっている。
きょうのランチには、クッキーがついていたけど、その辺もいかにもアメリカらしい。

今日のランチは、チーズステーキサンド、スカラップトポテト、フルーツ、クッキーだった。

スカラップトポテトっていうのは、チーズクリームシチューの中に
ポテトスライスが入っているのなんだけど、結構いける。

サンドの中に入れるものは、自分で選んで入れるようになっているので、
嫌いなものはいれなくていいし、とにかく何でも自分で選んで決めるというのがやたらと多い。

そういえば、日本でも、マックとかに行くと、アメリカ人の友達は、
レタス抜きでお願いしますとか、結構そういう注文の仕方をしていたのを思い出した。
やっぱり、常にそういう風な習慣だからなんだろうね、、、。

今日の午後は、なんと地元の新聞記者が私のレッスンの取材にきた。

といっても、私はレッスン中で、子供の指導で忙しくて、全然Friendlyにしているゆとりがなく、
一言も取材に応じる時間がなかった。今思えば、もっとこちらから話掛ければよかったんだろうけど、
なにしろ、一年生の書道のレッスンの指導中で、手取り足取りって感じでそれどころではなかった。
私が模範の文字を書いているときに何度かフラッシュをたかれていたけれど、
ちゃんとした記事になるのかしら???

今日は、1年と2年のレッスンが立て続けにあって、とても疲れた。
書道は道具の準備やら片付けが思ったよりずっと大変で、ホントに疲れた~。

Lunch

これは、別の日のランチ。左上は、タコス。
皮も硬いタイプと柔らかいタイプの2つがあり選ぶことができる。
牛乳は4種類(ビタミンD入り、スキムミルク、ローファット、チョコレート味)
から1つを選ぶことになっているが、ジュースも売っているので、
牛乳が嫌いな人は、別に自分の好きなジュースを選ぶことが出来るようになっている。

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November 14, 2002

A Farm in PA

5年生の担任のDonnaの家の夕食に招待されたので、娘と二人でお邪魔してきた。
このDonnaの家は、ペンシルバニア州にある典型的な農場の一つだ。

農場では牛を50頭程飼育していて、ミルクを絞るところを間近で見せてもらった。
機械絞りだったんで、手絞りを期待していた私は少し残念だったけど、
目の前の牛の乳が搾られるのを見たのは初めてだった。
ただ、牛舎のにおいがすごかったので、娘は、「息ができないよ~」なんて、
失礼なことを言っていて、乳搾りの見学どころではないようだった。

絞りたてのミルクを初めて飲ませてもらった。
私はおいしいと思ったけれど、娘はあんまり好きじゃなかったみたいだ。 

Dannaは、毎朝5時前に起きて、50頭の牛の乳搾りをご主人としたあと、学校に出勤しているそうで、
頭が下がる思いだ。それにしても、このDonna先生って、すごく親切で優しい先生です。

彼女は、今年から教職に復帰されたそうで、それまでは、子育てをしなから、
農場の奥さんだったわけで、毎日乳搾りの仕事をしていたそうです。 
なんか、アメリカって、女の人が子育てを終わったあとも、
ちゃんと学校の先生なんていう仕事につけるっていうシステムになっているから、すごいと思う。

さて、夕食の席では、やはり日本語のことについて聞かれた。
学校でひらがなやカタカナ、漢字のことを生徒達にしたからなんだけど、日本語って、
英語とシステムがまったく違うから、それについて説明するのは、結構難しい。

たまたま、娘の国語の教科書を持ってきていたんで、それをみせて説明することにしたんだけど、
いつも持ち歩いているわけではないから、もっていないときは結構説明が大変だ。

日本では本は上から下へ読むとか、本の開き方が英語とは逆とか、
説明を言葉でするより、本を見せちゃうほうがかんたんだ。

今日は、3年生にまた書道を教えたんだけど、やっぱり、書道を教えるのは疲れる。 
明日、4年生に教えて、それで小学校の書道は終わりになるから、とにかく早く終わりたいなぁ。

明日の午前中は、幼稚園の生徒達と一緒にCandy工場の見学にいく予定です。 わくわく!!

今日の給食は、スパゲッテイミートボール、トスサラダ、ブルーベリーか
オートミールマフィンのどちらかだった。
このスパゲッテイにミートボールがついてくるっていうのは、よくあるメニューのようで、
何度か、ステイ先でもご馳走になっています。日本ではあんまりみかけないけど、
Celina★の好きなメニューのひとつです。

Farm

これは、Donnaの家の農場ではありませんが、
PAにある典型的な農場の一つです。

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